https://kini-naru-ki.com/wp-admin/post.php?post=143&action=edit
↑前回の競歩についての記事です。
今回は競歩の歩き方について調査しました!
くねくね?と特殊な歩き方の競歩。
どうやって歩くかご存じですか!?メディアだとCMで嵐の大野智くんが競歩をしたり、別CM(アルソック)ではアルソックの選手も映っていました。炎の体育会TVに競歩選手が出たこともありました!
そして今回も、経験者の友人に色々と教えてもらいました(^^)
競歩の動きを取得するにあたり、人により理解しやすい感覚は異なります。様々な意見を取り入れ、自分に合うやり方を見つけることが大切です。この記事が何か参考になれば幸いです🍀
競歩の歩き方のルール
①ベントニー
競歩では地面に足が着いている時、膝を曲げてはいけません。
地面に着いていないほうの足の膝は、曲がっていてもOKです。
②ロスオブコンタクト
競歩では常にどちらかの足が、地面と接していなければなりません。
地面から浮いてはいけません。ジャンプ、ダメ、絶対。
どうやって歩くの?
競歩は上記の2つのルールを守れば良いわけですが…
「どう歩くの!?」って感じですよね。
競歩のルールを守った歩き方は、ズバリ踵から着地です。
まずは止まった状態で!
いきなり歩き出すことは難しいため、その場で競歩の動きをしてみます。
🔰以下の動きは、その場で止まったまま、両足の踵は常時、地面に着けた状態です🔰
①
両足を揃えて立ちます。そして、片方の足に体重をかけてみてください。
よく人の話しを立って聞くとき「だりーな」と片方に体重かけることありませんか?(笑)
それです!両足を揃えた状態のままで、左右繰り返してみてください。
体重が左に乗って、右に乗って…となっているでしょうか?
②
またその時、体重が乗っていないほうの足は膝が自然と曲がっているはずです。
今は左右に体重をかけてみました。横に体重をかけている状況です。しかし実際競歩をする時、体重は横に乗せません。
前に進むからです!
正しくは、横に体重は乗せません。
支持脚の外側に体重をかけるという指導もあるようです。友人の場合それだとクネクネした動きになり、自分に合わなかったとか。外側に体重をかけると、外に力が逃げてしまいロスになる感覚で…。友人としては、股関節で地面を押して前に進むイメージだったそうです。力を地面に真っすぐ伝えたその反発で歩いていたとのこと。(この感覚は競技者や指導者によって、異なります)
③
それでは右の踵に体重をかけるとどうでしょう…。踵に体重がかかっている右脚の膝は
綺麗に伸びていませんか?
そして左脚は膝が軽く曲がり、膝が少し前に出ているでしょうか?
④
今度は左の踵に体重をかけます。右脚は膝が曲がる状態になります。
あとはそのまま前に歩き出すだけです。
歩き出してみる!
上の続きからです。左の踵に体重が乗り、右膝が曲がっている状態とします。
⑤
このまま一歩目として、右脚を前に出します。とても大事なことですが…
必ず踵から地面につけます
競歩において必須事項です💨
右脚のつま先を軽く上に向けて、右膝を伸ばした状態で踵から着地します。踵からつかないと膝が曲がってしまします。これは競歩のルール違反ベントニーとなります。
地面に足をついている時、膝を曲げてはいけません!右足の膝は伸びたままです。
⑥
一方、左脚は踵から最初に離れていきます。最終的には、つま先が最後に地面から離れます。地面から離れている間は膝が曲がってOKです。この時同時進行で、右脚は膝を伸ばしたまま踵→つま先で地面につきます。
その後地面から離れた左脚は、膝を伸ばしたまま踵から着地します…。
これを繰り返して前に進んでいきます。
踵で地面を掘る
イメージとしては、踵で地面を掘る感じです。
踵で地面を掘る、地面を刺す、地面を押す…などその人によって感覚は色々みたいですね。
文章だとなんだか小難しいですね…。普通の徒歩をイメージしてみてください。普段どのように足の裏を地面につけているか意識をあまりしていないかと思います。
競歩は踵から膝を伸ばしたまま地面につければ良いのです!
友人の教えの元、筆者もさっそくチャレンジ!
…脛(すね)が痛い!!!
めちゃくちゃ痛いんですけど!
普段脛の筋肉なんて使いませんよね。競歩では踵から地面に着く為、脛の筋肉を使います。
競歩選手は少し足首を上に持ち上げるだけで、脛の筋肉がもこっ!と盛り上がります。
ちなみに競歩では
ふくらはぎ・大腿四頭筋(太ももの前)
が筋肉痛になることはないそうです。
そこが筋肉痛になる=その筋肉を使って歩いている→間違った歩き方
だとか(友人談)
競歩でよく筋肉痛になるのはココ!
- 脛(すね)
- 膝裏(初心者は皆なる)
- ハムストリング(太ももの裏)
- 腸腰筋
- 腹筋
- 腕
競歩と骨盤
これは競歩に限らず、短距離走・長距離走にも言えることですが
腕振りと骨盤の動きを連動させる
必要があります。
腕を振ることで足が勝手に動くイメージです。
腕振りと骨盤の動きが連動すれば…
腕を速く振るだけで、足が勝手に速く動くので、自然と速く動くのです!
この骨盤との連動ですが、競歩でなくても多種目の人で上手な人はいるようです。
トップアスリートは骨盤の使い方が上手だから、みんな競歩ができる!だとか。
(友人談)(ソースなし)(本当かよ)
感想
今回1時間ほど教わったのですが…
脛がとにかく痛い。膝の裏も痛い。
感想他にないんかい!という感じですが、数日間筋肉痛が続きました。
普段使わない筋肉を使いました…。
それにしても、なかなか滑らかに歩くことが難しかったです。ギクシャクしてしまいました。
あと驚いたことに、筆者が走るよりも友人の競歩の方が速かったです。侮ることなかれ、競歩😭
こちら友人の動きのお手本である、鈴木雄介選手の動画です。トップ選手の動きを真似ることも上達への道ですね。
鈴木雄介選手、上半身が一切ブレていませんね。何より動きが綺麗!!!ずっと同じペースで歩み続けています。
タイムを競う競技のため、ベントニーとロスオブコンタクトさえ守っていれば、動きがガチャガチャでもOKということになります。
確かに、綺麗に歩くからタイムが良いわけではありません。けれどもタイムが速い人はフォームが綺麗なのでは…と感じました。
何よりも、世界記録保持者のこの美しい動きです。タイムだけでなくフォームも世界一といえるのではないでしょうか?
今回は競歩の動きについて、簡単な解説でした。
次回は骨盤の動きや、より速く、無駄なく動く方法についての予定です!
最後まで見ていただきありがとうございました😀
こちら前回の競歩の記事です↓
https://kini-naru-ki.com/wp-admin/post.php?post=143&action=edit